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目標を行動に落とし込む!マンダラート

マンダラートは試行の整理に役立つ

マンダラートという言葉を聞いたことがありますか。
僕は今まで知らなかったのですが、団体の先輩に教えてもらいましたよ。

マンダラートの由来は曼荼羅模様(まんだらもよう)」のことで、曼荼羅とアートを合わせた言葉ですって。
紙と鉛筆さえあれば、すぐにできる簡単な発想法、思想法で、まずは曼荼羅のようなマスを作ってそのめいめいのマスに一つずつアイデアを書き込みましょう。
そうすることで、アイデアの整理になったり、よりよいものにしたりできるので、思考を深めるのに役立つのですよ。

ある有名な野球選手は、高校時代にこの方法で今後自分がどのようになりたいのかを考えて、思考を整理したということ。
結果、世界に誇る野球選手になりましたよ。

アイデアの書きいれ方

では、具体的なアイデアの書入れ方ですよ。
まずは、紙に立て3マス、横3マスで合計9マスのマスを作ります。
次に、真ん中のマスに今後に関するアイデアや頑張りたい課題などを書き込みましょうね。
そして、その課題の周辺のマスに課題に関連した言葉を思いつくままに書きむよう。

そのようにして9マスをすべて埋めた後、課題以外の8マスの中から一つ選んで、そのマスに書いてある言葉を他の紙に書いたマンダラートの真ん中のマスに書きましょうね。
これが新しいマンダラートになり、また周辺に思いつく言葉を書き、埋まったらその中から真ん中以外のマスの言葉を選んで他の紙に書くという作業を繰り返すということ。
このようにしていくことで、思考が深まるのですよ。

マンダラートの目的は自分の考えを整理すること

こうしていくと、自分がどのような考えをもっているのかがよくわかりますね。
そして、そのために優先すべきものが何なのかもわかるでしょう。
また、課題に関する言葉を書いていくことで、自分の思考の傾向もわかり、思考漏れがないかどうかもチェックできるかも。

こうすることで、現在起こっている問題の解決法もみえてきますし、自分の夢を実現する手立ても見えてくるもの。
それは、思考を整理しながら自分を見つめ直すことにもなるでしょうね。

チームへの効果はどうか

このマンダラートを僕は学生団体のチームでも使ってみたいと思い、リーダーに提案しましたよ。
そうしたところ、現在の課題について利用してみようということになったのです・・・。

現在の僕の所属団体の問題点はというと、退会者が多いということなので、曼荼羅模様の真ん中に「退会防止」という目標を書き、その場にいためいめいが思いつくままに言葉を書き込んでみたんですよ。
僕は会合の時間をゆるやかにする、本人の希望をよく聞くなどと書き込み、他の人は飲み会を入れるとか、自由に話せる時間を作るなどを書き込んでいった・・・。
その結果、ミーティングの日の決め方やかかる時間などを見なおす、楽しい行事を増やすなどのアイデアが出ましたね。
こういったことが、退会防止につながるのではないかと思っています・・・。