英語が話せなくてもできる

海外ボランティアは外国の地で現地の人と一緒になって活動するので、現地の言葉でのコミュニケーションが取れればベストです。
また、英語が話せれば、どの国においても英語をしゃべれる人がいるので話が通じやすくなります。

とはいえ、海外ボランティアをするにあたっては英語力がなくても問題ありません。
もちろん活動内容や行く国によっては、実施団体の方で英語力を必須条件としているところもあります。
しかし、たいていは日常会話程度の英語を話せれば参加できる、もしくは一緒に行く人がある程度話せれば問題ないとしているので安心です。

そもそもボランティアを必要としている国の人たちは英語を話していないケースも多く、現地語しか通じないわけです。
そのような状況でも、身振り手振りや表情などでコミュニケーションを取ることができます。
また、イラストや動画などを使って必要な説明や指導をすることもできますので、活動を問題なく行えます。
現地の方も、言語を話せないとしても遠い地からボランティアに来てくれた人を歓迎してくれますので、楽しい時間を過ごせるはずです。

こうした形で海外ボランティアをすることで、言葉がダイレクトに通じないとしてもいろいろな方法でコミュニケーションを取れることや、大事なのは心が通じることだと学べる機会になります。
また、言語の壁という不自由がある中で、どうやって意思を伝えるかという対応力を身に着けるチャンスでもあります。
日本では体験できない貴重な経験となるでしょう。

英語が話せない人がボランティアに参加する方法

海外ボランティアに参加するに当たっては、まずは自分がどんな活動をしたいのか、ボランティアによってどんなことをなしとげたいのかを考えましょう。
その上で、参加できる日数や出せる費用を計算します。
特に費用は大事なポイントとなりますので、予算を決めておくべきです。

海外ボランティアでは、渡航費やボランティア参加費用が一番かかります。
参加費用には宿泊や現地での食事、移動などのコストが含まれています。
ただし、活動スケジュール以外の費用は出ないので、期間外の食費やホテル代などは別途考えた方が良いでしょう。
また、保険費用や現地での通信費用といったコストも考えておくべきです。

その範囲内で、参加可能なボランティアを検索してみましょう。
大学や地域、広く活動している団体の情報をチェックしてみて、語学力を必須としていない活動を見つけましょう。
語学がある程度必要となっていても、日常会話程度の英語ができれば十分というケースも多いので、自分のスキルに合わせて選べます。

ボランティアを探すにあたっては、留学エージェントを活用することもできます。
エージェントでは留学だけでなくボランティアについての募集を行っていることも多いからです。