インターンのメリット

就活において、就活後のミスマッチを防ぐために有効なのがインターンです。
その企業で実際に働いてみないとわからないこともありますので、インターンをするとその企業の業務内容を知ることができるようになります。

実際の体験をもとに、更に企業や業界の研究を進めて行くことができるようになることも期待できます。
インターンをすることによって、社会勉強をすることもできるので、視野を広げることも可能です。

学生がインターンに参加しやすいように、多くの企業が夏と冬にインターンを開催しています。
1-2週間のインターンがほとんどですが、中には1か月以上開催する企業もあります。

インターンの種類

いろいろな形態のインターンが開催されています。
1日タイプのインターンは企業の説明会のような形で行われていきます。
就業体験をすることは難しくなります。
実際に直接企業の方から話を聞くことができるというメリットは存在しています。

2-3日タイプの短期インターンは、就業体験をすることができるというメリットがあります。
いろいろな企業のインターンに参加して、自分に合った企業を決めて行くことができます。
業界が自分に合ったものであるかを確認することができます。

3か月から1年の期間行われる長期インターンは、企業の人に混じって自分の仕事をすることになりますので、濃密な社会人経験を積むことが可能です。
即戦力の人材として、内定をもらえることになる場合もあります。
長期インターンの場合には、給与をもらえる場合もあります。
出来高制を導入している場合には、ひと月に50万円以上稼いでしまう学生もいます。

インターン先の探し方

既に自分の志望業界が決まっているのであれば、その業界でのインターンの情報を集めて、参加してみるといいでしょう。
仕事の内容は同一業界であれば、ほとんど同じですので、どこに参加しても情報を得ることが可能です。

自分が身に付けたいと思っているスキルを元にインターン先を探してみてもいいでしょう。
スキルを身に着けておくと就職活動にとても有利です。
希望職種から探すという方法もお勧めです。
エンジニアになりたいという場合には、エンジニアを体験できる企業を業界の枠を超えて探してみてもいいでしょう。

学生の本分は勉強です

インターンによって、いろいろな社会勉強をすることは非常に有意義なことであるのは間違いありません。
しかしながら、学生の本分はあくまでも勉学ですので、そちらをおろそかにしてはいけません。
二つのバランスをしっかりと考えた上で、インターンを行って行くことが求められます。
企業の方もその点はしっかりと考慮してくれるはずですので、無理の無い方でインターンに参加することが必要です。