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学生がボランティアをするメリットとは

大学生がボランティアするメリットは大きい

ボランティアは他の人や社会全体のために行う奉仕活動です。
こうした活動は年齢や立場に関わりなくできますので、特に大学生だけがするというものではありません。
しかし、社会に出る前にさまざまなことを学んで吸収すべき大学時代にボランティアをすることの意味は、とても大きなものがあります。

まず、人のために働いているという実感を持てるということです。
もちろん、普段の生活でも友だちや家族などに良いことをすることはできますが、通常はつながりのない人のために働くというのは、特別な機会がないとできないものです。
その点、ボランティアであれば、活動自体がその目的ですので積極的に行動できます。

そして、ボランティアをすることで相手から感謝される機会も増えます。
社会人になって仕事に就くと、何らかのサービスをお客様に提供することで感謝されることはありますが、やはりボランティア活動の方が感謝されることが多いものです。
それは、金銭を受け取る仕事ではなく無償で奉仕するからです。
自分が人のためになにか役立つことができたという満足感を得られて、幸福感を覚える時間となるはずです。

他のメリットとしては、たくさんの人との出会いを得られることです。
近所や家族、友人、学校という限定された空間だけでなく、ボランティアによって地域社会、場合によっては海外の人とのつながりを持てます。
いろいろな人と出会うことで貴重な経験を積むことができ、その後の人生を豊かなものとするのに役立つはずです。

現実的なメリットとしては、就職が有利になる可能性が高まるという点を挙げられます。
企業は人材を選ぶにあたって、単に優秀なだけでなく社会活動を積極的に行っている人、活動的な人、他の人のために働ける人かどうかを見て判断をする傾向があります。
そのための判断基準として、ボランティア活動に参加してきたというのは大きなプラスポイントになるのです。

大学生でもできるボランティア活動の見つけ方

大学生が参加できるボランティア活動を見つけるためには、まず学内にある情報センターでチェックしてみると良いでしょう。
掲示板にボランティア募集のチラシが掲示されていることが多いので、その中から自分に合った活動がないか探してみるのです。
また、多くの大学ではボランティアに関する相談窓口や担当者を設けているので、実際にどんな活動をしているのか相談するのも一つの手です。

他にも、役所などの自治体の施設でもボランティアを募集していることが多いです。
地域のイベントスタッフなど単発のものもありますし、楽しく参加できるものも多いので、気軽に行える活動を探して応募することができます。