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協賛企業の効率的な集め方とは

協賛企業を集めるのは難しいということを前提に考える

学生団体などがイベントを開催する際、物品や資金を企業協賛という形で集められると、かなり運営が楽になります。
しかし、実際には目標とする金額や物品を確保するだけの協賛企業を集めるのは簡単なことではありません。
団体の活動に理解を示してくれる企業はそう多くありませんし、なんのメリットもないとか、事業で忙しく余計なことに手間をかけたくないと考える企業もあるからです。

それでも、丁寧に協賛募集をして多くの企業に知ってもらうことで、必ず団体の活動に理解を示してくれて協賛してくれる企業が出てくるものです。
逆に協賛企業を集めるのが難しいからこそ、賛同してくれる企業が出てくると強力なサポートを得られるとも言えます。
実際に一度協賛してくれる企業というのは、その後も定期的に協賛を続けてくれるケースが多いです。
難易度が高いということを前提に考えつつ、こうした企業を見つけられるように努力したいものです。

効率よく協賛企業を集める方法とは

協賛企業を集めるのは簡単ではありませんので、効率よく募集する方法を考えるのはとても大事です。
むやみやたらにたくさんの企業に声をかければ良いというのではなく、効果的な募集法を採用することで協賛を得やすくなるわけです。

まずは、団体としてどんな協賛をしてもらいたいかをピックアップしましょう。
資金や物品を求めるのであれば、明確にいくら必要なのか、どんな品をどのくらい依頼したいのかをリストにします。
それにより、協賛の口数や物品協賛のメニューを作りやすくなります。

その上で、協賛募集のための情報発信方法を検討します。
公式サイトや情報誌を持っているのであれば、協賛依頼についての情報をまとめて記載できます。

やはりできるだけ多くの企業に知ってもらった方が応募が多くなりますので、通常の情報発信よりも広く伝えられる媒体を見つけることも大事です。
必要に応じてSNSを活用したり、ポスターやチラシを増刷したりすることもできるでしょう。
特にSNSによる告知や協賛依頼は広く拡散され、知名度を上げるのに効果的です。
しかもSNSは利用するコストが非常に低く、気軽に投稿できますので、いろいろな形で効率よく情報発信ができるので積極的に活用したいものです。

また、不特定多数に発信するだけでなく、ダイレクトに企業に依頼をすることもできます。
地元でよく知られた企業にアプローチするのも良いですし、以前に協賛してもらった企業に紹介してもらうのも良いでしょう。
さらに、団体スタッフのOBのツテを使って紹介してもらうことも可能です。
その際には、アポイントを取って担当者が打ち合わせに行き、細かく団体やイベントについての説明をします。