新しいアイデアを出すのは大変
学生団体での活動でも、大学の課題でも新しいアイデアを出すことが求められる場面があります。
こういった場面で簡単にアイデアが浮かべばいいですが、実際にはなかなか浮かんでこないものです。
アイデアは浮かんできたとしてもあまり魅力的なものでないこともあり、悩んでしまうことがあります。
世の中にはアイデアマンといわれるいろいろなアイデアを生み出せる人がいますが、これは才能だけでなくアイデアを出すコツを身につけていることが理由です。
そこで、ここではアイデアが求められた時に良いアイデアが浮かびやすくなる有名な方法を紹介していきます。
なぜを繰り返す
トヨタ自動車ではアイデア出しのために「なぜなぜ5回」といわれています。
名前の通りなぜが発生した理由をなぜを5回繰り返して考えるというものです。
問題がなぜ起きたのかを考え、そこから5回繰り返すと根本的な原因が見えてくることがあります。
そのためアイデアが出てこない時には5回繰り返すと解決策が見えてくることがあるのです。
ブレインストーミング
とても多くの人がアイデアを出すために利用しているのがブレインストーミングです。
これはブレストとも略されており多くの企業でも活用されています。
>>失敗しない!ブレインストーミングの正しい進め方と7つのフレームワーク
方法としてはポストイットやメモ帳にどんどんと頭に浮かんだものを書きだしていくだけです。
このとき、深く考えず浮かんだものをどんどんと書きだすようにします。
アイデアを出すとき、どうしてもいろいろと考えてしまうものです。
しかし、何も考えず思いついたものをとにかく書きだすことで面白いアイデアが浮かんできたり、いつもは思いつかない方向に頭が働いたりすることが期待できます。
書き出したメモを見ることでもいろいろなアイデアが浮かんできて役立つ効果あります。
KJ法
KJ法は日本人の川喜田二郎が考案したということで名前の頭文字をとってつけられたものです。
ブレインストーミングの発展形ともいえます。
ブレインストーミングでアイデアを出したものを分類していくのがKJ法の特徴です。
壁や大きな紙を用意してカテゴリーごとに分けたり同じような意見は一緒にしたりしていきます。
その際、ただグループ分けをするのではなく関連するものを線でつないだり、コメントを書き込んだりしていくと自分の頭の中にあったイメージがより一層形にまとまっていきアイデアとしてまとまるのです。
とにかくアイデアを出してみる
どうしても私たちはアイデアを考える際、いろいろな思考が働いてしまいます。
「変だと言われないか」とか 「ふざけていると思われないか」とか「あんまりよいリアクションがもらえなそう」とかということが頭をよぎってしまうとどんどんとアイデアが出てこなくなってしまうものです。
そこで、まずは何も考えずアイデアをどんどんと書きだすことから始めましょう。
書いていくうちに少しずつ思っていることがどんどんと浮かんでくるようになったり、良いものが浮かんだりしてきます。