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学生団体に所属する注意点も伝えておこう

所属するだけではなく活動することが大切

大学には様々な団体があります。
その中でも学生団体は、サークルよりも規模が大きく、活動内容も社会的なものが多いという特徴があります。
目標や目的を明文化している団体が多く、そうした目標に賛同する学生たちが多く加入し高い意識をもって活動します。

こうした学生団体は、所属すればOKというわけではありません。
所属している他の仲間と同じ意識をもって活動することがとても重要です。
活動する内容は多岐にわたりますが、中には学生団体内でボランティアプロジェクトを立ち上げたり、起業するといった団体も少なくありません。

また学生団体は、大学という枠を超えて複数の大学からメンバーが加入していることが多いものです。
そのため、バックグラウンドが異なる多くの人たちと情報交換できるという魅力もあります。
積極的に活動に参加することによって視野が広がり、フレキシブルな考え方や対応ができるスキルを身につけられるでしょう。

学生という立場を意識しよう

学生団体は、社会的な問題意識や高い志を掲げで活動することが少なくありません。
中には、起業したり企業とタイアップしてプロジェクトを立ち上げるケースもあります。
そうした活動において、企画書や提案書を作成するなど、ビジネス経験に近い作業をすることも多いでしょう。

もちろん、そうした作業は今後社会人になってビジネスに携わる場では必要となるスキルや経験です。
しかし、学生団体はあくまでも学生の集団であることを理解しなければいけません。
学生団体で企画書を作成しても、企画のプロになれるわけではないのです。
就活の際にそうした経験をアピールすることは大切ですが、過度なアピールや過大な自己評価となってしまわないように気を付けたいものです。

時間や労力が必要となる覚悟も

学生団体は、サークル活動よりも活動にかかる時間や労力が大きくなるケースが少なくありません。
活動の内容によっては、学生の本業である勉強の時間が少なくなってしまうというジレンマを感じることもあるでしょう。
そうした可能性はあることを認識した上で、学生団体へ入会する際には限られた時間の中で複数のことをマルチタスク的にこなさなければいけない覚悟を持つことはとても大切です。

学生団体と大学の学業を並行すると、優先順位が高いものをバランスを保ちながらマルチタスクで対応するスキルを身に着けることができます。
これは就活の際にもアピールできるポイントではないでしょうか。
もしもこうしたマルチタスクが苦手な人や、学業が忙しくなったら学生団体の活動がおざなりになってしまうという人は、他の人や団体に迷惑が掛かってしまうことを理解しましょう。
そのため団体の役割分担では、自分のタイムスケジュールを考えながら、できることをできる時にするというスタンスで取り組むのがおすすめです。