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協賛募集の企画書・提案書の書き方

協賛募集用の企画書・提案書に加えるべき内容

自分たちが主催するイベントや活動への協賛募集をする際には、単に協賛依頼をするだけでなく、詳細が分かるような企画書や提案書を提出することが大事です。
それによって企業も実際的なメリットがあることが理解できたり、社会貢献の機会となるという認識を持ったりできるからです。
また、しっかりとした資料を作ることで、たとえ学生の団体であっても真剣な活動をしていて、信頼できる団体であるという印象を持ってもらえます。

こうした企画書もしくは提案書に加える項目としては、団体についての情報やイベントの概要が必須となります。
団体がどのような理念や目的を持っているのか、具体的にどんな活動を現在しているのか、どんな実績を持っているのかを示して、団体への理解度を深めます。
その上でイベントについて知らせることで、団体の活動に必要なものであることや、社会的な意義があることなどを知ってもらえるでしょう。

そして、企業に協賛を求める理由も記します。
自分たちの団体だけでは資金などの点で開催が難しいことを理解してもらったり、さまざまな企業や個人が参加することで、より地域社会を巻き込んだ活動ができることなどを把握してもらうためです。
そして、具体的にどんな協賛の方法があるのかを説明します。
これにより、企業ができることをすぐに見つけて、具体的な行動に出やすくなります。

同時に企業にとって協賛するメリットがなにかも説明します。
協賛へのお礼や特典を明確にして、企業が協賛した方が良いと思ってもらえるようにするのです。

企画書・提案書の詳細

企画書や提案書を作り提出する際には、表紙を設けるようにしましょう。
宛名やイベント・企画のタイトル、主催団体の名前などを記します。
ある程度デザインも工夫することで、読み進めてもらいやすくなります。

団体やイベントの情報を伝える際には、あくまでも自分たちのことを知ってもらいたいという趣旨で説明をしていきます。
自分たちの活動への熱い想いが伝わるような内容にしましょう。
イベントの概要としては、ターゲットやコンセプト、集客予想人数やスケジュールなどのデータを加えます。

スポンサーを求める理由としては、自分たちで調達できる物品や資金を記載した上で、それ以外に不足している分を書きます。
これにより運営が健全であるという印象を与えられますし、協賛した物や資金がどのように使われるかもはっきりして安心できます。
また、過去にどんな企業や団体が協賛してくれたのかを書くのも有効です。

協賛内容は明確に金額や必要とするアイテムをリストにします。
そのリストと共に、協賛メリットを記載します。
紹介する方法や企業広告を出す場所と一緒に、それによってどんな効果が生まれるのかも説明しましょう。
可能なら今まで協賛してくれた企業のコメントを載せると効果的です。