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SNSは慎重に運営していこう

SNS運営の目的を確認しておく

団体のことを知ってもらうためにSNSはとても役に立つ手段ですが、成果を出すためには慎重な運営が求められます。
もし団体のSNS運営管理を任されたのであれば、しっかりと団体の責任者と話し合っていくつかのポイントを確認しておきましょう。

まず、SNSを使ってどんなことを成し遂げたいのか、という運営目的を確認しておくことが大事です。
SNSを利用する目的としては、シンプルに知名度を高めることや団体への協力者もしくは参加者を集めるといったものの他に、寄付金を募るといったものもあります。
さらに、定期的に開催するイベントへの集客が目的となっていることもあるでしょう。
団体が行っている活動や主張を知ってもらって、地域や社会に問題提起をしたいのでSNSで情報発信をするというケースも見られます。

こうした目的をはっきりと確認しておくことで、コンテンツの内容の軸が決まってきます。
また、情報の伝え方も変わってくるはずです。
たとえば問題提起を目的としているのであれば、少し強めで刺激のある雰囲気で情報発信をすることも考えられます。
一方で集客やボランティア募集が目的であれば、団体の魅力的な点や活動の成果などを強調することになります。

目的を確認しておけば、そのポイントを重視したコンテンツに集中できますし、目的から外れる不要な内容は作らなくても良くなります。
効率よくコンテンツを投稿できますし、フォロワーの層も絞り込んでいけます。
また、ジャンルを絞ることで思わぬ炎上などのトラブルも避けやすくなります。

SNSの運営体制とルールをはっきりさせておく

SNS運営に当たってもう一つの大事な点は、運営体制とルールを明確にするということです。
特に、投稿者とチェックする人が誰かを決めておくことは大事です。
投稿者が限定されていればアップする情報に統一感を持たせることができますし、コンテンツのイメージも合わせやすいので効果的な情報発信ができます。

そして、実際に投稿する前にその内容で問題がないのか、誤解を与えるような表現はないか、誰かを傷つけるような発進の仕方ではないかなどをチェックする人がいるのかも確認すべきです。
SNSは投稿内容によって炎上して逆効果をもたらすことがありますが、こうしたチェック体制を作っておけば未然に問題を防げるからです。

そして、投稿する曜日や時間帯などのルールがあるかも見ます。
曜日や時間を変えることで閲覧数が伸びることもありますし、担当者が作業できる時間帯が決まっているケースもあるからです。
さらに投稿したコンテンツに対してコメントが寄せられた場合、誰がどのような形で返信するのかもチェックしておくと、スムーズなコミュニケーションが可能となります。