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チームブランディングは大切

チームブランディングって何?

チームブランディングとは、グループや団体をはじめ商品やサービスのブランドを構築するブランディングという作業と、チームをまとめるチームビルディングの作業を組み合わせたものです。
通常のブランディングと大きく異なる点は、専門家が決めたブランド像の実現に取り組むのではなく、チームブランディングは現場の社員がチームとして一丸となり、自分たちのカラーをブランドとして作り上げるという点です。

チームブランディングの目的

チームブランディングの目的は、いくつかあります。
1つ目の目的は、市場や外部に影響を受けないブランドを作り上げることです。
自分たちで作り上げる強靭なチームは、外部から影響を受けにくい一枚岩となれます。

2つ目の目的は、チームが一つになって環境や風土を作るという点です。
チームブランディングにおいては経営戦略や経営目標などをあらかじめ設定し、そこへ向かってチームが一丸となって取り組むわけですが、その過程において強靭な組織力が生まれます。

3つ目の目的は、意識の共有をすることです。
チームブランディングの中では、メンバー一人ひとりがそれぞれの役割をもって、職務をこなします。
お互いのコミュニケーションが必要不可欠ですし、意識や理解を共有することによって、最終的な成果物の品質を最大限まで高められるでしょう。

4つ目の目的はファンづくりで、チームブランディングをする中では、口コミで商品やサービスについての情報が拡散され、ファンがつくことが少なくありません。
そのファンが次の商品やサービスにも興味を持ってくれるでしょうし、リピーターの獲得にもつながります。
学生の団体活動なら、チームブランディングによってファンを増やせば、新規メンバーを獲得しやすくなるというメリットも期待できそうです。

チームブランディングにはどんな人が必要?

チームブランディングには、たくさんの人が関わります。
それぞれが与えられた役割を認識して責任をもってこなすことで強靭で強固なチームを作れますし、作り上げる成果物の品質も向上できます。
それでは、チームブランディングにはどんな人が必要とされるのでしょうか?

1つ目に必要なのは、クリエイティブな考えを持っている人です。
ゼロから何かを生み出す際には、商品力というクリエイティブなスキルや才能が必要です。

2つ目に必要なのは、ブランド価値を外部へ宣伝するマーケティング担当者です。
これは口コミやSNSなどを使って情報を拡散するといった作業が該当します。
広いネットワークを持ち、コミュニケーション能力や人間力が高い人が適しているでしょう。

3つ目に必要なのは、インフラ整備を担当する人です。
組織でいえば人事や教育などの裏方で働く人材が該当します。
組織全体の指揮をとりながら方向を決め、ブランドの信頼感や安心感を高めるためにはこのインフラ整備スキルが大きな影響を与えます。